熊本県のアンダーパス・道路冠水マップ|冠水想定156箇所と履歴

熊本県で暮らす・運転する方へ

大雨の前に、
いつもの道の低い場所を確認。

通院や買い物、仕事、家族の送迎。ふだん使う道路でも、大雨のときには水が集まり、通れなくなることがあります。道路や鉄道の下をくぐる「アンダーパス」と、周囲より低くなった道路の位置を、雨が強まる前に確かめておきましょう。

このページでは、アンダーパスだけでなく低い道路も含め、熊本県の冠水想定箇所156箇所を市町村別に整理しました。Googleマイマップと公式地図への案内、資料で確認した8地点の冠水事例、外出前の備えを紹介します。

資料確認日:2026年10月26日
冠水想定箇所一覧の基準:2026年4月時点

まず、いつも通る道を地図で確かめる

自宅の周辺に加え、病院やスーパー、家族の家までの道も見てみましょう。低い場所を避けられる経路があるか、晴れている日に確認しておくと、予定を変える際の判断材料になります。

熊本県の道路冠水想定箇所マップ

公的資料の位置情報をもとに、冠水想定箇所156件をGoogleマイマップにまとめました。地点のピンを選ぶと、路線名、確認できた冠水履歴、出典PDFへのリンクを確認できます。行政が提供するリアルタイムの規制地図ではありません。

  • 赤:日付付き冠水履歴を資料で確認した13件
  • 灰:日付付き履歴が未確認の143件(安全を意味しません)

色は危険度ではなく、今回の資料確認状況を表します。13件は個別に検証して採用した記録であり、過去に冠水した全地点を網羅する数ではありません。本文では、このうち8地点を紹介しています。

地図が小さい場合や操作しづらい場合は、下の「地図を大きく開く」をご利用ください。地図を表示するとGoogleのサービスへ接続します。表示されない場合も、下の市町村別一覧と公式の位置図PDFで確認できます。

高森町の管理番号188・189は、公式データの座標が同一のためピンが重なります。宇土市の管理番号086は、原資料の「令和20年6月」に年号の疑義があり、推測で補正せず確認済み履歴に含めていません。運転中は操作せず、出発前または安全な場所に駐車してから確認してください。

熊本県のアンダーパス・冠水想定箇所を調べる

九州地方整備局の熊本県一覧には、冠水想定箇所が156箇所掲載されています(2026年4月時点の一覧を集計)。対象にはアンダーパスのほか、道路が局部的に低い「サグ部」も含まれます。156箇所すべてがアンダーパスという意味ではありません。

地図・一覧では「冠水想定箇所」を確認し、地名や道路名から普段の経路を探してください。一覧の管理番号から個別の位置図も確認できます。操作は出発前か、安全な場所に駐車してから行ってください。

出典:九州地方整備局「道路防災情報Webマップ」対象・更新時点の説明、熊本県の冠水想定箇所一覧

「冠水想定箇所」と「実際の冠水記録」を分けてご覧ください。

下の市町村別一覧は、国が公表する冠水想定箇所を整理したものです。続く8地点の事例欄は、その中から資料で確認できた冠水履歴を抜粋しています。どちらも現在の冠水・通行止め・危険度を示すものではありません。

市町村別に探す:28市町村・156箇所

市町村名を選ぶと、地点名・路線名・個別位置図へのリンクを表示します。件数は公式一覧の掲載数であり、市町村ごとの危険度の順位ではありません。

熊本市 11箇所
八代市 22箇所
人吉市 2箇所
玉名市 5箇所
山鹿市 4箇所
菊池市 1箇所
宇土市 3箇所
上天草市 9箇所
宇城市 17箇所
阿蘇市 3箇所
天草市 7箇所
合志市 2箇所
玉東町 3箇所
長洲町 1箇所
和水町 9箇所
菊陽町 5箇所
高森町 3箇所
御船町 1箇所
嘉島町 3箇所
益城町 4箇所
甲佐町 3箇所
氷川町 3箇所
芦北町 7箇所
錦町 2箇所
相良村 2箇所
球磨村 22箇所
水俣市 1箇所
荒尾市 1箇所

出典:九州地方整備局の熊本県冠水想定箇所一覧(2026年4月時点)を集計・整理。市町村名は同一自治体ごとにまとめています。元資料の地点名・路線名を基本に記載しており、県内のすべての冠水し得る場所を網羅するものではありません。

川の近くでなくても、道路に水がたまることがある

大雨で雨水を十分に排水できなくなると、水路や下水道から水があふれる「内水氾濫」が起こることがあります。川の堤防が決壊するような洪水とは別に起こるため、川から離れていることだけでは安全と判断できません。

アンダーパスやくぼんだ道路には周囲の雨水が集まりやすくなります。特にアンダーパスは短時間で水位が上がるおそれがあるため、大雨のときは近づかないことが大切です。

参考:熊本市「雨水出水浸水想定区域」、気象庁「浸水キキクル」の解説。下に紹介する各事例の原因を、すべて内水氾濫と断定するものではありません。

ハザードマップは、種類と対象範囲も確認

道路の低い場所に加え、洪水・内水・高潮・土砂災害など、地域に関係するリスクを確認します。熊本市の雨水出水浸水想定区域図は内水氾濫を想定したもので、市内全域を対象にした図ではありません。河川からの氾濫は、洪水の地図で別に確認してください。

熊本市の雨水出水浸水想定区域を確認する
ハザードマップポータルサイトで市町村を探す

想定区域の外でも浸水する可能性があります。公開範囲や想定条件を読み、地図が見つからない場合はお住まいの市町村に確認してください。

資料で冠水履歴を確認した8地点

ここでは、公表資料で冠水したことと地点を対応させて確認できた8地点を紹介します。地点名・道路名と資料の記載を照合し、確認できた年月日や災害名を記載しています。

県内のすべての冠水事例を集めた一覧ではありません。掲載の有無や記録の数で、現在の危険度を比較することはできません。同じ地点に複数日の記録があっても、地点数は1地点として数えています。

冠水を資料で確認

東原地下道(国道57号地下)熊本市東区

熊本県-02-001 / 一般県道小池竜田線
アンダーパス

2017年7月6日・2017年7月9日・2017年8月26日

個別説明表に、路面冠水による通行止めの記録があります。いずれの日も、同じ日のうちに解除されています。

過去の通行規制の記録です。現在の規制や通行可否を示すものではありません。

出典:九州地方整備局「冠水想定箇所 説明表」熊本県-02-001(PDF・1ページ)

地点の確認方法と注意点

熊本県の公式一覧と個別説明表の管理番号「熊本県-02-001」、地点名、路線名を対応させています。位置は同じ説明表の位置図で確認できます。

国交省の個別位置図(PDF)

冠水を資料で確認

西原地下道熊本市東区

熊本県-02-002 / 新南部町第43号線
アンダーパス

2017年7月6日・2017年8月9日・2017年8月26日・2017年9月12日

個別説明表に、路面冠水による通行止めの記録があります。いずれの日も、同じ日のうちに解除されています。

過去の通行規制の記録です。現在の規制や通行可否を示すものではありません。

出典:九州地方整備局「冠水想定箇所 説明表」熊本県-02-002(PDF・1ページ)

地点の確認方法と注意点

熊本県の公式一覧と個別説明表の管理番号「熊本県-02-002」、地点名、路線名を対応させています。位置は同じ説明表の位置図で確認できます。

国交省の個別位置図(PDF)

冠水を資料で確認

熊本市南区田井島地区熊本市南区

熊本県-02-296 / 国道57号
国道の冠水想定箇所

2025年8月

個別説明表の「冠水履歴」欄に、上記の年月が記載されています。

発生日、水深、通行規制の詳細は、この資料の履歴欄では確認できません。

出典:九州地方整備局「冠水想定箇所 説明表」熊本県-02-296(PDF・1ページ)

地点の確認方法と注意点

熊本県の公式一覧と個別説明表の管理番号「熊本県-02-296」、地点名、路線名を対応させています。位置は同じ説明表の位置図で確認できます。この地点は国道57号の「熊本市南区田井島地区」です。市道田井島第35号線の「田井島横断地下道」(熊本県-02-020)とは別の地点です。

国交省の個別位置図(PDF)

冠水を資料で確認

荒尾市原万田地区荒尾市

熊本県-02-297 / 国道208号
国道の冠水想定箇所

2021年8月・2022年7月

個別説明表の「冠水履歴」欄に、上記の年月が記載されています。

発生日、水深、通行規制の詳細は、この資料の履歴欄では確認できません。

出典:九州地方整備局「冠水想定箇所 説明表」熊本県-02-297(PDF・1ページ)

地点の確認方法と注意点

熊本県の公式一覧と個別説明表の管理番号「熊本県-02-297」、地点名、路線名を対応させています。位置は同じ説明表の位置図で確認できます。

国交省の個別位置図(PDF)

冠水を資料で確認

玉東町稲佐地区玉名郡玉東町

熊本県-02-152 / 国道208号
国道の冠水想定箇所

2012年7月・2025年8月

個別説明表の「冠水履歴」欄に、上記の年月が記載されています。

発生日、水深、通行規制の詳細は、この資料の履歴欄では確認できません。

出典:九州地方整備局「冠水想定箇所 説明表」熊本県-02-152(PDF・1ページ)

地点の確認方法と注意点

熊本県の公式一覧と個別説明表の管理番号「熊本県-02-152」、地点名、路線名を対応させています。位置は同じ説明表の位置図で確認できます。

国交省の個別位置図(PDF)

冠水を資料で確認

菊陽町津久礼地区菊陽町

熊本県-02-295 / 国道57号
国道の冠水想定箇所

2025年8月

個別説明表の「冠水履歴」欄に、上記の年月が記載されています。

発生日、水深、通行規制の詳細は、この資料の履歴欄では確認できません。

出典:九州地方整備局「冠水想定箇所 説明表」熊本県-02-295(PDF・1ページ)

地点の確認方法と注意点

熊本県の公式一覧と個別説明表の管理番号「熊本県-02-295」、地点名、路線名を対応させています。位置は同じ説明表の位置図で確認できます。

国交省の個別位置図(PDF)

冠水を資料で確認

八代市岡町谷川地区八代市

熊本県-02-293 / 国道3号
国道の冠水想定箇所

2025年8月

個別説明表の「冠水履歴」欄に、上記の年月が記載されています。

発生日、水深、通行規制の詳細は、この資料の履歴欄では確認できません。

出典:九州地方整備局「冠水想定箇所 説明表」熊本県-02-293(PDF・1ページ)

地点の確認方法と注意点

熊本県の公式一覧と個別説明表の管理番号「熊本県-02-293」、地点名、路線名を対応させています。位置は同じ説明表の位置図で確認できます。

国交省の個別位置図(PDF)

冠水を資料で確認

新水俣駅線アンダーパス水俣市

熊本県-02-290 / 新水俣駅線
アンダーパス

2020年7月4日・2020年7月7日

個別説明表に、路面冠水による通行止めの記録があります。いずれの日も、同じ日のうちに解除されています。

過去の通行規制の記録です。現在の規制や通行可否を示すものではありません。

出典:九州地方整備局「冠水想定箇所 説明表」熊本県-02-290(PDF・1ページ)

地点の確認方法と注意点

熊本県の公式一覧と個別説明表の管理番号「熊本県-02-290」、地点名、路線名を対応させています。位置は同じ説明表の位置図で確認できます。

国交省の個別位置図(PDF)

大雨の日に慌てないための、4つの備え

01 晴れている日に

いつもの経路と別の道を確認

普段通る道のアンダーパスや低い場所を、地図と一覧で確認します。別の経路も調べますが、その道が大雨時にも安全とは限りません。洪水や土砂災害の情報も併せて見ておきましょう。

02 大雨が予想されるときに

外出の予定を早めに見直す

急がない買い物や用事は、時間や日を変えられないか検討します。通院や送迎の予定がある場合も、雨が強まる前に連絡・相談できるよう、連絡先を手元にまとめておきます。

03 出発する前に

天気・避難情報・道路規制を確認

気象庁の情報、自治体の避難情報、道路の規制を確認します。避難が必要な場合は、自治体の情報に従い、安全に移動できる早い段階で行動してください。

04 道路に水がたまっていたら

見た目や前の車で判断しない

水深や道路の端が分からない場所には進入しません。前の車が通れたことや、カーナビの案内を根拠に進まず、現地の通行止め表示や係員の誘導に従ってください。

運転時の注意の根拠:国土交通省「自動車が冠水した道路を走行する場合に発生する不具合について」。車の構造、水流、路面の状態などで危険は変わるため、「この水深なら通れる」という一律の目安は示していません。

家族と、ここまで確認できていますか

  • 病院やスーパーまでの道に、アンダーパスや低い道路がないか。
  • 予定を変更するときの連絡先を、すぐに確認できるか。
  • 天気・避難情報・道路規制のページを開けるか。
  • 情報を自分で確認しにくいとき、相談できる相手がいるか。

まずは、よく使う道を1本調べることから。家族や身近な人と一緒に確認しておくと、雨の日の予定を相談しやすくなります。

出発前は、最新の公的情報を確認

過去の冠水記録と、今日の状況は別の情報です。次の情報を組み合わせ、発表時刻や更新時刻も確かめてください。

参考:気象庁「浸水キキクル」の解説。インターネットで確認できないときは、テレビ・ラジオや自治体の広報など、利用できる手段も活用してください。

よくある疑問

アンダーパスとは、どのような道路ですか?

道路や鉄道の下をくぐるため、周囲より低くなっている道路です。大雨のときは雨水が集まるおそれがあります。橋の下ではない、くぼんだ道路にも注意が必要です。九州地方整備局の説明

冠水の記録が載っていない場所は安全ですか?

安全とは判断できません。資料を確認できない場所や、地点・発生日の対応が確認できない事例もあります。過去の記録がなくても、ハザードマップや当日の気象情報、現地の状況を確認してください。

車高が高ければ、冠水した道路を通れますか?

車高だけでは通行できると判断できません。水流で車両が流されたり、車内への浸水や電気装置の故障などで動けなくなったりするおそれがあります。水深や道路の端が分からない場所には進入しないでください。国土交通省の注意事項

このページで、今の通行止めを確認できますか?

このページにはリアルタイムの通行状況を掲載していません。出発前に、熊本県の道路情報案内や道路管理者の発表を確認してください。情報を確認した後に状況が変わることもあるため、現地の標識・規制・誘導を優先してください。

掲載基準と出典について

  • 位置の資料:九州地方整備局「道路防災情報Webマップ」の熊本県冠水想定箇所一覧・個別位置図(2026年4月時点)を使い、管理番号ごとに156箇所を整理しています。
  • 履歴の確認:冠水を明記した公的資料などを、地点名・道路名・位置図と照合しています。単なる通行止めや、撮影時期を確認できない写真だけを根拠に、特定日の冠水と断定していません。
  • 日時の扱い:日まで確認できたものは年月日で、月や災害名までのものはその粒度で記載しています。資料の公表日や通行止めの開始時刻を、冠水の発生日時と同一視していません。
  • 掲載範囲:確認できた事例の抜粋です。156箇所すべてについて、同じ期間・同じ粒度の履歴をそろえたものではありません。未掲載を「冠水しなかった」と読み替えることはできません。
国の「アンダーパス35箇所」との違い

国土交通省の全国アンダーパス資料では、熊本県は35箇所です(2025年3月31日時点)。本ページが主に扱う156箇所は、アンダーパスとサグ部を含む冠水想定箇所(2026年4月時点)です。対象範囲と基準日が異なるため、両者の差を未確認箇所数とはしていません。

全国のアンダーパス箇所マップ / 都道府県別アンダーパス箇所数(PDF)

道路改良や排水設備の整備、資料の追加などにより、状況や確認結果は変わります。このページは行政による公式な危険度判定や通行案内ではなく、県内のすべての地点・事例を網羅するものでもありません。

公表資料を参照して整理したページです。国土交通省・熊本県などの行政機関が作成・認定したページではありません。

資料確認日:2026年10月26日。履歴の追加・修正時は、地点・日時・根拠資料の対応を確認します。

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